内装工事の費用相場【2026年版】
工事種類別の単価表と間取り別料金
内装工事の費用は「工事の種類 × 面積・数量 × 材料のグレード」でほぼ決まります。このページでは、クロス張替え1㎡あたり800円〜、ワンルーム一式45,000円〜といった具体的な相場を単価表で示し、原状回復工事との違い、見積書のチェックポイント、工期の目安まで解説します。年間9,787件の退去対応実績を持つスム住むが、賃貸物件の管理会社様・オーナー様の実務目線でご案内します。
無料で見積もりを依頼する内装工事の費用が決まる3つの要素
内装工事の費用は、業者ごとに大きく違うように見えて、実は次の3つの要素の掛け算でほぼ決まります。見積書を読むときも、この3点に分解して確認すると金額の妥当性を判断しやすくなります。
① 工事の種類と範囲
壁紙(クロス)やクッションフロアなど表面材の張替えは比較的安価に収まります。一方、床の下地補修や建具の交換など構造に踏み込む工事は費用が上がります。部屋全体か、壁1面だけかといった施工範囲でも金額は大きく変わります。
② 面積・数量
内装工事の見積もりは、クロスなら㎡単価、畳や襖なら1枚単価というように「単価 × 数量」で積算されます。同じワンルームでも20㎡と25㎡では材料費・施工費が変わるため、見積書の数量が実測に基づいているかが重要です。
③ 材料のグレード
同じクロス張替えでも、量産品グレードか機能性・デザイン性の高いグレードかで単価が変わります。賃貸物件の空室対策では、目に付きやすい部分だけグレードを上げる「使い分け」がコストパフォーマンスの鍵になります。
このほか、エレベーターの有無や搬入経路、養生の範囲といった現場条件も費用に影響します。だからこそ、内装工事は図面や写真だけで即断せず、現地調査に基づく見積もりを取ることが正確な費用把握の第一歩です。スム住むでは現地調査に基づくお見積もりを無料で承っています。
【単価表】工事種類別の内装工事費用
まずは、賃貸物件の内装工事で依頼の多い工事種類ごとの単価目安です。いずれも税込の目安で、材料のグレードや下地の状態により変動します。
単価表の読み方のポイント
クロス張替えは内装工事の中でも特に依頼の多い定番の工事です。天井まで含めて張り替えるか、汚損のある壁1面だけを張り替えるかで総額は数倍変わるため、施工範囲の設定が費用を左右します。床材については、フローリング張替えは1㎡あたり4,500円〜8,000円と高めですが、クッションフロアなら2,500円〜3,500円に抑えられます。水回りや単身者向け物件ではクッションフロアを選ぶことで、原状回復のたびに発生する費用を軽減できます。
和室のある物件では、畳表替え(1畳5,000円〜8,000円)と襖張替え(1枚3,500円〜6,000円)が定番の工事です。また、内装工事の仕上げとして実施するハウスクリーニングやエアコンクリーニングまで含めて一括で発注すると、業者間の調整や日程管理の手間を減らせます。なお、下地に傷みや欠損がある場合は補修費が別途必要になることがあるため、見積もり時に確認しておきましょう。
【間取り別】内装リフォームパッケージ料金
「結局、1部屋まるごと頼むといくらかかるのか」を知りたい方のために、スム住むの間取り別パッケージ料金(税込・目安)をご紹介します。広さに応じた一式工事の目安と標準的な工期をまとめたもので、実際の金額は室内の状態と施工内容により現地調査のうえ確定します。
単身者向けのワンルーム〜1Kであれば45,000円〜65,000円程度から、ファミリー向けの2LDK〜3LDKでは198,000円〜275,000円程度からが一式工事の目安です。部屋数が増えるほどクロスや床の施工面積が広がり、費用と工期の両方が増えていきます。90㎡を超える4LDK以上は間取りや劣化状況の個別性が高いため、現地調査に基づく個別見積もりでのご案内となります。料金体系の全体像は料金表ページもあわせてご覧ください。
内装工事と原状回復工事の違い
賃貸経営の現場では「内装工事」と「原状回復工事」が混同されがちですが、目的と費用負担のルールが異なります。原状回復工事は、入居者の退去後に損耗箇所を回復して次の入居者を迎えるための工事です。これに対して内装工事(リフォーム)は、物件の価値向上やデザイン変更を目的とした工事で、退去のタイミングに限らず実施されます。
原状回復の費用負担は、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に整理されています。日照による壁紙の変色や家具の設置跡のような経年劣化・通常損耗は貸主(オーナー)負担、タバコのヤニ・臭いやペットの傷のような故意・過失による損耗は借主負担というのが基本原則です。2020年4月施行の改正民法621条でも、賃借人は通常損耗と経年変化について原状回復義務を負わないことが明文化されました。詳しくは原状回復ガイドライン完全解説をご覧ください。
実務では、退去後の原状回復工事のタイミングにあわせて、アクセントクロスの採用や床材の変更といった内装のグレードアップを同時に行うケースも多くあります。原状回復と内装リフォームを別々の業者に発注すると日程調整や責任範囲が複雑になるため、両方に対応できる業者へまとめて依頼するのが効率的です。両者の言葉の違いは内装工事と修繕工事の違いでも詳しく解説しています。
見積書の見方とチェックポイント
内装工事の見積書は「項目・数量・単価・金額」の積み上げで構成されます。総額だけを見て判断せず、次の5点をチェックすると、適正価格かどうか、後から追加費用が発生しないかを見極めやすくなります。
- 数量の根拠を確認する — クロスの㎡数や畳の枚数が実測に基づいているか。概算のままだと施工後に精算差額が生じることがあります。
- 単価を相場と比べる — 本ページの単価表(クロス800円〜1,200円/㎡など)と照らし、極端に高い項目・安い項目がないかを見ます。
- 「一式」表記の内訳を聞く — 「内装工事一式」とだけ書かれた見積もりは、施工範囲と含まれる作業を書面で確認しましょう。
- 諸経費・処分費の扱いを確認する — 廃材処分費、養生費、駐車料金などが総額に含まれているか、別途請求かで支払額が変わります。
- 追加費用の発生条件を確認する — 下地補修が必要になった場合の単価や上限をあらかじめ取り決めておくと、想定外の請求を防げます。
また、1社の見積もりだけでは相場感がつかみにくいため、複数社から相見積もりを取ることをおすすめします。その際、単純な総額比較ではなく、施工範囲・材料グレード・数量が揃った条件で比べることが大切です。極端に安い見積もりは、施工範囲が狭かったり、後から追加費用が発生したりするケースもあるため、内訳の透明性を重視しましょう。業者選定の観点は原状回復業者の選び方で詳しく解説しています。スム住むのお見積もりは無料で、管理会社様・オーナー様・入居者様の三者に透明性の高い内容でご提示します。
内装工事の工期の目安と流れ
賃貸物件の内装工事では、費用と同じくらい「工期」が重要です。工事が長引けばその分だけ空室期間が延び、家賃収入の機会損失につながるためです。一式工事の工期目安は、ワンルームで1日、1K〜1DKで1〜2日、1LDK〜2DKで2〜3日、2LDK〜3LDKで3〜4日です。クロス張替えのみ、クリーニングのみといった部分的な工事であれば、より短い日数で完了することもあります。
依頼から引き渡しまでの流れ
- お問い合わせ・現地調査 — 物件の状態を確認し、施工範囲を特定します。
- お見積もり(無料) — 項目・数量・単価を明示した見積書をご提示。最短即日対応も可能です。
- ご発注・日程調整 — 入居募集のスケジュールから逆算して着工日を決めます。
- 施工 — 間取りに応じて1日〜4日程度。
- 仕上がり確認・お引き渡し — 施工箇所をご確認いただき完了です。
空室期間を最小限にするコツは、退去日が決まった時点で工事の相談を始めておくことです。スム住むは原状回復工事をご依頼いただく場合、退去立会代行を完全無料で承っているため、退去立会での損耗査定からそのまま工事へ移行でき、査定と見積もりの二度手間がありません。退去立会の詳細は退去立会代行 完全ガイドをご覧ください。
内装工事の費用を抑える4つのポイント
内装工事の費用は、工事内容の組み立て方しだいで無理なく圧縮できます。品質を落とさずに費用を抑えるための実務的なポイントを4つご紹介します。
① 施工範囲を最小施工単位で考える
汚損が壁1面だけなら、部屋全体ではなくその面だけ張り替える判断が可能です。原状回復ガイドラインでも、借主負担は損耗箇所を含む最小施工単位が原則とされています。
② 材料グレードを使い分ける
全面を高グレードにするのではなく、リビングの1面だけアクセントクロスにするなど、内見時の印象に効く箇所へ重点投資すると費用対効果が高まります。
③ 工事をまとめて発注する
クロス・床・クリーニングを別々の業者に頼むと、それぞれに日程調整や諸経費が発生します。一括で発注すれば工程を連続で組め、空室期間の短縮にもつながります。
④ 相見積もりで内訳を比較する
複数社の見積もりを数量・単価レベルで比較すると、過剰な施工範囲や割高な項目に気づけます。総額の安さだけでなく内訳の透明性で選びましょう。
原状回復費用の節約術は原状回復費用を安くする方法で、退去時の費用相場は原状回復の費用相場でさらに詳しく解説しています。
よくある質問
Q. 内装工事の見積もりは無料ですか?
はい、スム住むでは内装工事・原状回復工事のお見積もりを無料で承っており、最短即日対応も可能です。対応エリアは関東7県(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・茨城・栃木)全域です。お電話(03-6823-8610、平日9:00〜18:00)またはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
Q. 賃貸物件の内装工事費用は誰が負担しますか?
退去時の原状回復費用については、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で、日照による壁紙の変色や家具の設置跡といった経年劣化・通常損耗は貸主(オーナー)負担、タバコのヤニや飲みこぼしのシミなど故意・過失による損耗は借主負担とされています。一方、物件価値の向上を目的としたリフォームやデザイン変更の費用は、発注者であるオーナー様の負担となるのが一般的です。
Q. 内装工事の工期はどのくらいかかりますか?
一式工事の場合、ワンルームで1日、1LDKで2日、3LDKで3〜4日が目安です。クロス張替えのみなど部分的な工事であれば、より短い日数で完了することもあります。空室期間を最小限に抑えたい場合は、退去日が決まった段階でご相談いただくと、退去後すぐに着工できるようスケジュールを調整しやすくなります。
まとめ:内装工事の費用は「単価 × 数量 × グレード」で判断する
内装工事の費用相場は、クロス張替え1㎡あたり800円〜1,200円、クッションフロア張替え1㎡あたり2,500円〜3,500円といった単価の積み上げで決まり、一式工事ならワンルーム45,000円〜、3LDK275,000円〜が目安です。見積書は総額ではなく、数量の根拠・単価の妥当性・諸経費の扱いまで分解して確認することで、適正価格かどうかを判断できます。
スム住むは、原状回復工事・内装工事・ハウスクリーニングまで一括対応し、年間9,787件の退去対応実績があります。原状回復工事をご依頼いただく場合は退去立会代行も完全無料です。関東7県で内装工事をご検討中の管理会社様・オーナー様は、まずは無料見積もりをご利用ください。