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クロス(壁紙)張替えの費用相場
6畳の部屋でいくらかかる?

賃貸のクロス張替えは㎡単価800〜1,200円(税込・目安)が基本です。
6畳の概算例、耐用年数6年による借主負担の減額、量産クロスと1000クラスの違いまで、
年間9,787件の退去対応実績を持つスム住むが実務目線で解説します。

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目次

  1. クロス張替えの㎡単価相場は800〜1,200円
  2. 6畳の部屋を張り替えると総額いくら?概算シミュレーション
  3. 耐用年数6年ルールで借主負担は減額される
  4. 量産クロスと1000クラスの違い
  5. 部分張替えはできる?最小施工単位の考え方
  6. クロス張替え費用を抑える3つのポイント
  7. よくある質問
  8. まとめ|見積無料・関東7県対応

クロス張替えの㎡単価相場は800〜1,200円

賃貸物件のクロス(壁紙)張替え費用は「㎡(平方メートル)単価 × 施工面積」で計算するのが基本です。スム住むの工事単価は1㎡あたり800円〜1,200円(税込・目安)で、原状回復工事で一般的に使われる量産タイプのクロスであれば範囲の下限側、デザイン性や機能性の高いクロスを選ぶと上限側が目安になります。

㎡単価には通常、クロスの材料費と職人の施工費が含まれます。一方で、下地のボードに大きな穴や欠損がある場合の下地補修、家具の移動、廃材の処分などは別途費用がかかることが一般的です。見積書を確認する際は「単価に何が含まれているか」「別途項目は何か」をチェックすると、後から金額が膨らむのを防げます。

参考として、原状回復工事でクロスと同時に検討されることが多い内装工事の単価を並べると次のとおりです。クロスは内装材の中では単価が低く、部屋の印象を大きく変えられるコストパフォーマンスの高い工事といえます。

工事内容 単位 料金(税込・目安)
壁紙(クロス)張替え 800円〜1,200円
クッションフロア張替え 2,500円〜3,500円
フローリング張替え 4,500円〜8,000円
畳表替え 5,000円〜8,000円
襖張替え 3,500円〜6,000円

※上記はスム住むの公式料金(目安)です。物件の状態・搬入条件により変動するため、正確な金額は無料見積もりでご確認ください。間取り別のパッケージ料金は料金表をご覧ください。

6畳の部屋を張り替えると総額いくら?概算シミュレーション

「6畳の部屋のクロスを全部張り替えたらいくら?」という質問には、まず施工面積を把握する必要があります。6畳の部屋(床面積約10㎡)の場合、天井高2.4m前後の一般的な物件では、ドア・窓・収納などの開口部を差し引いて壁4面で約25〜30㎡、天井が約10㎡、壁と天井を合わせると約35〜40㎡が施工面積の目安です。

この面積にスム住むの㎡単価800〜1,200円を掛けると、6畳1部屋の概算費用は次のようになります。

施工範囲(6畳の場合) 面積の目安 概算費用(単価800〜1,200円で計算)
壁1面のみ 約7〜8㎡ 約5,600円〜9,600円
壁4面すべて 約25〜30㎡ 約20,000円〜36,000円
壁4面+天井 約35〜40㎡ 約28,000円〜48,000円

つまり6畳1部屋を壁・天井ともすべて張り替えても、目安は3万円前後から5万円弱に収まるのが一般的です。ただし実際の面積は間取りや開口部の大きさで変わりますし、下地補修が必要な場合は追加費用が発生します。正確な金額は現地確認のうえでの見積もりが確実です。

6畳の壁紙張替えについては、面積の計算方法や部屋の条件別の考え方を6畳の壁紙張替え費用の詳細解説ページでさらに詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。

耐用年数6年ルールで借主負担は減額される

退去時のクロス張替え費用を考えるうえで最も重要なのが、国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が示す経過年数の考慮です。壁紙(クロス)の耐用年数は6年とされ、入居から6年が経過すると残存価値は1円、つまり借主の負担はほぼゼロになるという考え方です。

そもそも2020年4月施行の改正民法621条により、借主は「通常の使用収益によって生じた損耗」と「経年変化」について原状回復義務を負わないことが明文化されています。日照による変色や家具の設置跡、画鋲の穴程度は貸主(オーナー)負担が原則です。借主が負担するのは、タバコのヤニ・臭い、飲みこぼしのシミ、結露を放置したことによるカビなど、故意・過失や善管注意義務違反による損耗に限られます。

そして借主に負担義務がある場合でも、居住年数に応じて負担割合が下がります。残存価値の目安を表にすると次のとおりです。

居住年数 クロスの残存価値(借主負担割合の目安) 工事費20,000円の場合の負担目安
1年 約83% 約16,600円
2年 約67% 約13,400円
3年 約50% 約10,000円
4年 約33% 約6,600円
5年 約17% 約3,400円
6年以上 1円(実質ほぼゼロ) 実質ほぼゼロ

※ガイドラインの考え方(6年で残存価値1円)に基づき直線的に減少するものとして計算した目安です。実際の負担割合は契約内容・損耗状況により異なります。

このルールを知らないまま「張替え費用の全額」を請求・精算してしまうと、入居者との敷金トラブルの原因になります。管理会社・オーナー様にとっても、根拠のある精算は入居者との信頼関係を守るうえで重要です。ガイドラインの全体像は原状回復ガイドライン完全解説で、トラブルになった場合の対処は原状回復トラブル対処法で詳しく解説しています。

量産クロスと1000クラスの違い

クロスには大きく分けて「量産クロス(スタンダードクロス)」「1000クラス(1000番台クロス)」の2つのグレードがあります。見積書に「量産」「AA級」「1000番台」といった表記があったら、このグレードの違いを指しています。

量産クロスは、白系・ベージュ系の無地やシンプルな織物調が中心のベーシックなクロスです。柄数は絞られていますが、材料費が安く施工もしやすいため、賃貸物件の原状回復工事では最も広く使われています。空室対策として「クセのない明るい部屋」に仕上げるには十分な品質です。

一方の1000クラスは、メーカーの総合カタログに掲載されるグレードで、色柄のバリエーションが豊富なうえ、消臭・汚れ防止・耐傷・調湿といった機能性クロスも選べます。材料費が高い分、㎡単価は量産クロスより上がります。スム住むの単価800〜1,200円の範囲では、量産クロスが下限側、グレードの高いクロスを選ぶ場合が上限側の目安です。

項目 量産クロス 1000クラス(1000番台)
色・柄の種類 白系無地中心で少なめ 非常に豊富(アクセントカラーも可)
機能性 基本性能のみ 消臭・汚れ防止・耐傷・調湿など選択可
費用感 単価範囲の下限側(安い) 単価範囲の上限側(材料費が高い)
向いているケース 原状回復・空室対策の標準仕上げ 差別化リフォーム・アクセントウォール

原状回復が目的なら量産クロスで十分なことがほとんどです。一方、長期入居を狙って物件の魅力を高めたい場合は、1面だけ1000クラスのアクセントクロスにするという使い分けも効果的です。どちらが適しているかは物件の賃料帯やターゲット層によって変わりますので、内装工事の設計とあわせてご相談ください。内装工事全般については内装工事と修繕工事の違いも参考になります。

部分張替えはできる?最小施工単位の考え方

「汚れているのは一部だけなのに、部屋全体の張替え費用を請求された」という相談は、原状回復トラブルの典型例です。結論から言うと、クロスの部分張替えは可能で、実務上は壁1面単位が施工の最小単位になります。

数十センチ四方の傷だけをピンポイントで張り替えることも技術的にはできますが、既存のクロスは日焼けや経年でわずかに変色しているため、新しいクロスとの色差がツギハギのように目立ってしまいます。そのため、コーナー(面の切り替わり)で見切れる壁1面単位で張り替えるのが、仕上がりと費用のバランスが良い方法です。6畳の部屋なら壁1面は約7〜8㎡、費用にして約5,600円〜9,600円が目安です。

退去精算の場面でもこの考え方は重要です。ガイドラインでは、借主が負担する範囲は「善管注意義務違反箇所を含む最小施工単位」が原則とされています。壁1面に飲みこぼしのシミを付けてしまった場合に負担すべきはその壁1面分であり、部屋全体の張替え費用を全額請求されるのは不当なケースがあるということです。

管理会社・オーナー様の立場でも、精算根拠を「どの面に、どんな損耗があり、何㎡分を借主負担とするか」まで明確にしておくと、入居者への説明がスムーズになり敷金トラブルを防げます。スム住むの退去立会代行では、損耗箇所の確認と負担区分の整理までを現地で行います。敷金精算の実務は敷金精算書の書き方・テンプレートで無料のExcelテンプレートも配布しています。

クロス張替え費用を抑える3つのポイント

1. 張替え範囲を「必要な面」に絞る

全面張替えが本当に必要か、損耗のある面だけの部分張替えで足りるかをまず検討しましょう。前述のとおり壁1面単位での施工が可能なので、状態の良い面を残せばその分費用を圧縮できます。ただし築年数が経って全体が日焼けしている場合は、色差の観点から部屋単位で張り替えたほうが仕上がりが良く、結果的に空室期間の短縮につながることもあります。

2. 他の原状回復工事とまとめて依頼する

クロス張替え単体で依頼するより、ハウスクリーニングや床の補修など退去後に必要な工事を一括で依頼したほうが、業者の手配や現地調査が1回で済み、全体の段取りが効率化されます。スム住むは原状回復工事・ハウスクリーニング・入居中修繕・内装工事までワンストップで対応しているため、窓口を一本化できます。間取りごとの原状回復パッケージ料金は料金表をご確認ください。

3. 複数の見積もりで単価と内訳を確認する

同じ「クロス張替え一式」でも、㎡単価・施工面積の算出方法・下地処理や処分費の扱いは業者によって差があります。見積書に㎡数と単価が明記されているかを必ず確認しましょう。スム住むは見積無料・最短即日対応で、面積と単価を明示したお見積もりをご提示します。業者選びの視点は原状回復業者の選び方で詳しく解説しています。

よくある質問

Q1. 賃貸の退去時、クロス張替え費用は全額入居者(借主)負担になりますか?

いいえ、全額負担にはならないケースが多くあります。日照による変色や家具の設置跡などの通常損耗・経年変化は貸主(オーナー)負担が原則で、借主が負担するのはタバコのヤニや飲みこぼしのシミなど故意・過失による損耗の部分のみです。さらに壁紙は耐用年数6年として残存価値が考慮されるため、居住年数が長いほど負担額は減額されるのが原則です。

Q2. 入居して3年で退去する場合、クロスの借主負担はどのくらい減額されますか?

壁紙の耐用年数は6年とされており、3年居住した時点の残存価値は約50%です。例えば故意・過失による汚損で壁1面(約8㎡)を単価1,000円で張り替える場合、工事費8,000円に対して借主負担の目安は約半額の4,000円程度になります。ただし負担割合は契約内容や損耗の状況によって変わるため、精算時に根拠を確認することが大切です。

Q3. 壁1面だけ・部分的なクロス張替えは依頼できますか?

はい、可能です。クロス張替えは壁1面単位での施工が実務上の最小単位で、借主負担の範囲も「善管注意義務違反箇所を含む最小施工単位」が原則とされています。ただし既存クロスが日焼けしている場合は新しいクロスとの色差が目立つことがあるため、面の区切りや部屋全体の状態を見て最適な範囲をご提案します。見積もりは無料ですのでお気軽にご相談ください。

まとめ|見積無料・関東7県対応

クロス張替え費用のポイントを整理します。単価は㎡あたり800〜1,200円(税込・目安)で、6畳1部屋の壁・天井をすべて張り替えた場合の概算は約28,000円〜48,000円です。退去精算では、通常損耗・経年変化は貸主負担が原則であること、壁紙の耐用年数6年により借主負担は居住年数に応じて減額されること、負担範囲は最小施工単位(壁1面など)が原則であることの3点を押さえておけば、根拠のある適正な精算ができます。

スム住むは、東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・茨城・栃木の関東7県全域で原状回復工事と退去立会代行を提供しています。年間9,787件の退去対応実績に基づき、管理会社・オーナー・入居者の三者に透明性の高い退去プロセスをご提供します。原状回復工事をご依頼いただく場合は退去立会代行が完全無料です。

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